背景の壁紙の表示位置、繰り返しの指定、余白の色、壁紙の固定などをCSSで一括指定することができます。
これらは、個々に指定することもできますが、一括してbackgoundプロパティで記述することも可能です。
まずは、個々のプロパティを把握するために、個々に指定するパターンの記述から見てみましょう。
という風に、{と}の間に;で区切って「プロパティ名:指定する値」を記述していきます。
キーワード | 表示位置 |
---|---|
top | 上端 |
center | 中央 |
bottom | 下端 |
left | 左端 |
right | 右端 |
背景画像の位置指定に関してはキーワードでの指定も可能です。 垂直方向への指定は、top,center,bottom、 水平方向への指定は、left,center,,rightを半角スペースで区切って指定。 片方だけ指定すると、もう一方はcenterになります。 pxと%は組み合わせて使用可能ですが、キーワードとの併用はできません。 background-repeatがno-repeatでない場合は、指定した位置を基点にして繰り返し敷き詰められます。
それでは、一括して指定する方法です。
backgroundプロパティに対して、半角スペースで区切って任意の順番で記述するだけです。 記述しなかった値にはデフォルトの設定が適用されます。 Netscape7.1ではなぜか一括表示だと表示できないことがあるようです。 (CSSを外部ファイルにした場合とかMac版Netscape7などで表示されないことがある模様) NNでの表示を考慮すると、個々に指定した方が無難です。
それぞれの要素にbackgroundプロパティを使って背景を複数表示することもできます。 z-indexプロパティは要素の重なり順を指定しています。 0で一番下、次いで数が増えるごとに上に重なります。 最後のdiv要素を上に重ねてテキストを上に表示するわけです。 各要素には、positionプロパティにabosoluteを指定しておきます。 下記の例では、左右にたてに連続した背景画像を指定しています。 heightの値はHPの長さによって適当に調整します。 下記のソースの後にページの内容を記述していきます。
body要素に対して壁紙を2枚固定することは不可能ですが、divなどの要素を絶対配置して、そのボックスに対して固定した壁紙を配置し、 body要素のoverflowプロパティをhiddenに、中にある要素をoverflow:autoにすることによって、擬似的に壁紙を2枚固定しているように 見せることができます。
ただし、それなりにCPUに負担がかかるので、他のJavaScriptやCSSと組み合わせたり、 スペックに余裕のないPCで見るのには問題があると思います。 使用には注意が必要です。
以下がソースですが、iらんどでは改行を抜いて使用しなくてはいけないのと、CSS部分は長いので外部ファイルにしなくてはいけません。
<html> <head> <title>壁紙2枚サンプル</title> <style type="text/css"><!-- body{ margin:0; overflow:hidden } #left{ background-image:url("左側の壁紙URL"); background-repeat:no-repeat; background-attachment:fixed; background-position:left bottom; height:100%;width:50%; position:absolute; left:0;bottom:0; z-index:0 } #right{ background-image:url("右側の壁紙URL"); background-repeat:no-repeat; background-attachment:fixed; background-position:right top; height:100%;width:50%; position:absolute; right:0;top:0; z-index:1 } #text{ margin:0; overflow:auto; height:100%; width:100%; position:absolute; z-index:2 } #naka{ margin:1em } --></style> <body> <div id="left"></div><div id="right"></div> <div id="text"> <div id="naka"> ここに内容を書いていく。 </div> </div> </body> </html>
一応サンプルも示しますが、マシンスペックに自信のない方は自己責任で見てください。 IE6.0,Netscape7.1,Mozilla Firefoxではそれなりに表示されましたが、Opera7.53だと微妙にずれます。 下にリンクがあるので、divの終了タグを抜いてあります。
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